Notionにはまってから約半年たち改めてNotionを使い始めた経緯を記事にしました。今ではこんな感じで活用してます。


前回記事はこちら
Notionとの出会いで変わったアウトプット習慣 ~メモ→ブログ→本 を実現する道のり~
Notionに落ち着くまでの軌跡
最終的にはNotionで落ち着きましたが、そこに至るまでの軌跡を記します。
iPhone標準のメモ帳アプリを使ってみた
最初に試したのは、iPhoneに標準で搭載されている「メモ」アプリでした。手軽さにおいては文句なしで、思いついたときにサッと入力できるのが魅力です。
しかし、実際に使っていくと次のような課題が浮かび上がりました。
- メモの体系的な管理が難しい(カテゴリやタグ分けができない)
- 「読書」「勉強」「旅行」といったテーマ別の管理が困難
- PCとの同期や閲覧がスムーズにできない
その結果、「ただメモを残すだけ」には使えても、「後から活用する情報」として整理するには力不足だと感じました。
Evernote再挑戦と断念の理由
次に候補として挙がったのは、以前使ったこともあるEvernoteです。軽く試してみたところ、画像に直接手書きで追記できる機能など、使い勝手の良さに感動しました。
- 画像アップロード後、画面上で手書き追記ができる
- ノートごとの整理・タグ付けが可能で使い勝手が高い
ただし、無料アカウントでは作成できるノート数に制限があり、実用にはやはり有償版が必要となります。有料プランにアップグレードすると年額1万円を超えてしまい、「手軽さ」「コスト」という本来の目的から外れてしまいました。
そして、Notionへ

無料である程度機能が充実しているツールを探していたところ、Notionが最有力候補として浮上しました。実際に使ってみると、その自由度とテンプレートの豊富さに驚かされました。
- ページ内に表・カレンダー・ToDoリスト・WBSなどを簡単に組み込める
- テンプレート機能が強力で、すぐに使えるフォーマットが揃っている
- スマホ・PC・Webすべてで表示や編集が可能
また、情報を階層的に管理でき、ブログの素材から日記、タスク管理まで一つのツールで完結できる点が非常に魅力的でした。無料プランの制限も当面不足なく利用可能で、試しに使ってみるには十分です。この辺りはまた別の記事にしたいと思います!
各アプリごとの性能比較
項目 | Notion(おすすめ) | Evernote | iPhoneメモ |
---|---|---|---|
1. 情報の一元性(SSOT適性) | 常に最新情報がすべてのデバイス・共有先に同期。データベース形式でカテゴリ管理も自在 | ノート単位で管理。共有機能ありだが構造化や同期は限定的 | 単一デバイス単位。共有はiCloudなどに依存し、構造化管理不可 |
2. 手軽なメモ対応 | ブロック単位の即入力OK。クイックコマンドやテンプレも豊富でスムーズ | テキスト中心ですばやく記録可。クリップ機能でWebから簡単保存 | アプリ起動即入力。最短で記録でき、非常に手軽 |
3. スマホ操作性 | モバイル/iPadアプリとも高機能。オフラインでも利用可。操作性も直感的 | モバイル版あり。検索やOCRが便利。オフラインは有料プランのみ可 | UIが超シンプル。オフライン対応完備。機能は極めて必要最低限 |
4. 導入ハードル | 初回に基本操作の習得が必要だが、テンプレやチュートリアルでスムーズに導入可能 | UIがシンプルで馴染みやすく、すぐに使い始められる | アプリ標準搭載のため初期設定不要。即利用開始可能 |
5. 目玉機能 | データベース・Wiki化・テンプレート・AIアシスタント等、個人でも高度なドキュメント作成が可能 | OCR検索・Webクリップ・PDF注釈など、情報収集に特化した機能 | Siriで音声入力、日付や描画の即時記録など最小構成ながら便利 |
6. コスト効率(価格・無料枠) | 無料プランでもページ/ブロック無制限+AI一部+ゲスト共有可。月額$4〜で機能拡張可 | 無料枠あり。制限はあるがOCRや同期機能は有料プランで追加可能 | 完全無料。OSに標準搭載されているため追加コストゼロ |
7. 拡張性・連携 | Slack・GitHub・Google Calendarなど約70連携。API・テンプレ/インテグレーション豊富 | Webクリップ・メール送信・他サービスとの連携はあるが限定的 | 基本的には単体。iCloudによる連携以外はできない |
あとがき
このような経緯で、Notionを使い始めました。改めて整理するとNotionすごいです。
実際にどのように使っているかなどはまた記事にしたいと思います。それではまた!
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